俗に「ほうそさん」や「ほうその神さん」と呼ばれている。古老たちの話によれば、昔「ほうそ」が流行したときに、この神様を拝めば直ったという。
頂に屋根を持った竜山石の板石で、かなり風化が進んでいるが、この石に刻まれているのは三尊形式の仏様であろうと思われる。現在風化が激しくその像容もつかめないが、下の突出した部分が蓮華座で、その上に阿弥陀三尊と考えられる立像が刻まれている。
もとから神社にあったものか、後から移されてきたものか不明である。