曽根南之町

南之町の屋台は「曽根の松の緑」を縁(ふち)に頂き、白地に「南・中」の黒文字が入った昼提灯、うっとり彫りの海老・鯱の梵天は黄金に輝き、幕は勇壮な竜虎になっている。
清正のトラ退治など、退治物の高欄掛けで四方を飾り、逸品の狭間は「手植えの松」の一場面を彫りこんだ菅公一代記を配し、屋台を華麗に引き締め見物人を魅了する。